第13回
僕:「判断材料としては、正装と率直、ですね」。
Aさん:「率直は大体わかりますが、セイソウ?」。
僕:「はい、正装は正しい身だしなみ、です。従業員にも同じことが言えますが、きちんとした身だしなみとお客様に対して率直でなければなりません。お店も同様です。なので、掃除・整理・整頓・清潔、これが店舗の最低限の身だしなみです。率直さは、あとで、エンドユーザー向けの媒体でもふれますが、宅建業者標識はもちろん、報酬規程も見やすいところに掲示しておかなければなりません」。
Aさん:「そうなんですね」
僕:「ええ。店舗がだらしないと、従業員も同じようになってしまいます。従業員も、きちんとした身だしなみ、『クールビズ』以外の時期は、きちんとワイシャツを着てネクタイを締める、お客様に対しての礼節です。ちなみに『クールビズ』は、当初、『省エネルック』と言っていたんです」。
Aさん:「へ~え、そうなんですか。古めかしい感じですね」。
僕:「はい、『クールビズ』の命名者は、何と小池百合子東京都知事なんです」。
Aさん:「ほう!そうなんですね!」。
僕:「ええ。ちょっと横道にそれました(笑)。本題に戻りますね。営業担当者についての率直さというのは、法律をきちんと理解していて、不動産ビジネスにも精通しており、くわえて経験も豊か、それに正直さが何より重要です」。
Aさん:「なるほど。たしかに、担当者がいい加減で頼りにならないのでは、困りますね」。
僕:「ええ、そうなんです。担当者は、話をして時間がある程度たってみないと、率直かどうか判断しにくいですし、知人の紹介で、きちんとした不動産屋に行くというのが、一番、となってくるわけです」。
Aさん:「そうですね。時間や労力やその他のことを考えると、知り合いに確かな不動産屋さんがいた方が、何かと好都合ですね」。
僕:「ええ、面倒なこともありませんし。ただ、そうした知り合いがいないということであれば、今ほどご説明を少ししましたエンドユーザー向けの媒体に掲載されている物件や店舗の紹介の内容から判断できる部分があります」。 Aさん:「ほ~う?そうなんですか」。~続く~
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