第3回
賃貸保証会社の審査は、本当は、1週間もかかりません。以前、元付業務をしていた会社では、大体1時間半で結果を出してもらっていました(もちろん、そうするためには、賃貸保証会社との普段の付き合いを緊密に保つことがなりより大事ですし、「保留」にならないように書類上の不備をなくすことがとても重要ですが)。営業担当者が1週間と言うのは、2,3日というよりある程度、余裕を持っておいた方がよい、1週間といっていたのに2、3日で審査結果が通ったという方が、お客様に報告しやすくその後の契約までの流れが円滑に行くというようなことが主因です。それで、2、3日から1週間と言われたこの期間に、必ず、営業担当者から賃貸保証会社の審査の経過状況と称して、電話なり、メールもしくはLINEが来ます。「他業」に行かせない、「他業」の物件にスイッチされないようにするためです。ですから、営業担当者からあなたのもとへ、必ず連絡が来るのです。不動産業界では、通常、反響から来店まで、平均して7回、連絡が必要というのが一般的な認識です。その後も、まめに連絡するのが、客付業者にとっては重要となります。
お客様の最初の反響の際に、営業担当者がきちんと「グリップ」していれば、「ハンドリング」がうまくいき、内見~申込~契約~「鍵渡し」、まで、スムースに進みます。このグリップが弱いとハンドリングが出来ずに、お客様に翻弄され、最悪の結果を招くことがしばしばあります。内見して申し込み、審査が通って後は契約、といったところで、突然、お客様と音信不通になる。もちろん、入居費用の入金もなし。時間と労力をかけたのに、他業に行かれて他の物件で契約、しかも元付業者にも謝罪の連絡を入れなければならない。客付業者にとって、ワーストなパターンなのです。 さて、普通のお客様の場合。審査結果が通りましたという連絡が営業担当者からあります。それで、「重要事項の説明」を「宅地建物取引士」から受けていただき契約の締結となりますと、といった一連の流れが説明されて、来店の予約日時が決まります。それとともに、メールかLINEかメールで入居費用計算書が添付されて、入金日の確認があります。~続く~
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