第2回-賃貸物件を借りて住む① 

前提として、賃貸物件を借りて住むまでの基本的な流れを理解してもらうべく、ご説明いたします。なお、話の流れを円滑にするため、敬称は省略させていただきます。

まず、あなたはsuumo等の物件選びができるインターネット媒体にアクセスして、いろいろと物件を見ます。suumo等には、多くの「客付業者」と呼ばれる不動産屋が、1社の「元付業者」の物件の「広告」を載せています。同じ物件なのに、いくつもの不動産屋で同じ物件の広告が「掲載」されているのはそのためです。あなたからすると、「希望・条件」がまだ漠然としている段階で、suumo等を見ても、何が何だかよくわからない、同じ物件であればどこの不動産屋も同じに見える、ということに。とりあえず、気になる物件にチェックを入れて、メールや電話番号を入力して送信したとします。不動産業者からすると、これを「反響」といいます。 すると、たくさんの不動産会社から電話が来ます。不動産屋の方では、「反響」があったら、とにかく少しでも早く「連絡」を取り、「競合他社に行かせずに自社に何とか来てもらうようにする」のです。そして、予約した日時に行くと、まず「営業担当者」から恭しく挨拶され、受付書にいろいろと記載するよう促されます。それが終わると、その内容で2、3、質疑応答があってジョークを挟むなどして、場を和ませた後、当該物件の元付業者に「物確(物件確認)」の電話を入れ、「その物件は、もう『(入居)申込み』が入って内見できなくなりました。同じような物件をご一緒に検討して、今日、内見に行きましょう」などと言われます。そして、営業マンがあなたにヒアリングしながらパソコンで候補物件を絞ります。この段階では、あなたに具体的な図面は見せません。候補物件を絞った後、元付業者に物確をして、あなたにパソコンで図面を見せ、説明をして3件ほどにさらに絞り、内見手配をして内見に行く、という手はずとなります。内見後、戻ってきて、入居申込書を書いて、審査結果が1週間までの間に出ます、それまでにまたご連絡しますと言われて、不動産屋を後にすることとなります。お疲れさま、長い1日でした。~続く~

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